嫌われる面接官、それ、面接官だけの印象だと思っていますか?

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嫌われる面接官、それ、面接官だけの印象だと思っていますか?
SNSが発達した現代、選考に進む企業の評判はすぐに調べることができます。
いくら説明会で好印象を与えても、ネット上の評判によって不信感を持たれてしまう可能性もあります。
「火のないところに煙は立たぬ」といいますが、低評価をされてしまうのには理由があるでしょう。
今回は「面接官」に注目して、就活生に不信感を抱かせないためにはどうすればよいのかを見ていきます。

「入社したい」「入社したくない」企業に共通するのは、面接官の態度・印象

エン転職が2018年に「入社したくなる面接、辞退したくなる面接」について750名の求職者に調査した結果によると、面接を受けたあとの求職者の印象と、入社したい、もしくはしたくないと考えた理由がランキング付けされています。

ここでは、悪印象だった面接の理由、好印象だった面接の理由について見ていきましょう。


上記のアンケート項目にて、「面接を受けて、『この会社には入社したくない』と思ったことはありますか?」という質問に対し、「ある」と答えた人の割合は85.2%に上りました。
つまり、8割以上もの人が面接を通して入社意欲が減退したことがある、と答えています。

続いて「入社したくない理由」を問うアンケート(複数回答可)では、挙げられた15の理由のなかで、「面接官の不快な態度・言動」が1位(74.8%)となりました。
他にも、3位「面接官の質問内容が就職差別につながるものだった」(29.8%)や、5位「面接官の身なり・マナーが悪かった」(23.0%)、12位「面接官が遅刻、連絡ミス等により不在」(12.0%)など、面接官に関わる理由は4つ挙げられました。


また、「面接を受けて、『この会社に入社したい!』と思ったことはありますか?」という質問に対し、「ある」と答えた人は71.7%に上りました。

そして、「この会社に入社したいと思った理由」を問うアンケート(複数回答可)では、16の理由が挙げられ、「面接官の人柄・印象が良かった」が1位(85.9%)となりました。
他にも、2位「面接官が話しやすい雰囲気を作ってくれた」(70.1%)、5位「面接官の身なり・マナーがしっかりしていた」(31.1%)、6位「『一緒に働きたい』という熱意を感じた」(29.5%)、10位「面接官の質問内容が良かった」(22.4%)など、面接官に関わる理由は5つ挙げられました。


「入社したくない理由」「入社したいと思った理由」のどちらのアンケートでも、面接官の態度・印象が1位に挙げられており、求職者にとって面接官の態度・印象がいかに重要かということが分かります。
また、上位3項のうち2項目がどちらのアンケートでも面接官に関わる項目ということもあり、面接官の求職者に対する態度はその後の求職者の入社意欲にかなり影響を与えることが分かります。

面接官がしてはいけない質問・態度4つ

ここまで、「いかに面接官の態度・印象が求職者の入社意欲に関係するか」ということを見てきました。

では、実際に就活生が面接官のどのような質問・態度に幻滅しているのかを見ていきましょう。


【家族構成・家族の職業や年収・交際相手の有無は聞かない】


まず、最初に指摘しておきたいのは、「家族構成・家族の職業や年収・交際相手の有無」といったプライベートに関わる質問です。
厚生労働省は、「家族状況や生活環境といった、応募者の適正・能力とは関係ない事柄で採否を決定しない」ことを企業に求めています。
特に交際相手の有無に関してはセクハラと認定される可能性があります。
面接では、就活生は選考に不利になるかもしれないと考え、笑顔で答えると思いますが、嫌がられる質問・聞いてはいけない質問には変わりません。
こういった質問はしないように社内に徹底しましょう。

【基本事項を非難しない】


せっかく書類選考に通ったのに、面接で年齢やスキルの面を理由に不合格を匂わされること。これも、就活生の印象を下げます。
面接官が時間を割いているのと同じく、就活生も面接時間と移動時間を割いて面接を受けにきています。
面接時の内容ではなく、通過したはずの書類選考の基本事項を理由に不合格とされるのは、就活生にとって納得のいくものではないのでこちらもやめましょう。

【無関心・不機嫌な態度を取らない】


面接の場は、就活生にとっても、企業にとってもアピールの場です。
企業にとって採りたい人材かどうかを見極める場において、関心を持たないのでは面接を行う意味がありません。
ですが、就活生に無関心な態度を取る面接官が毎年一定数いるのは確かです。
また、面接時に笑顔を見せず常に不機嫌な態度を隠さない面接官もいます。
就活生に非がないのにそのような態度を取ると圧迫面接ともとられかねません。
入社したいと就活生に思ってもらえるよう、面接時の態度には気を配りましょう。

【遅刻はしない】


面接直前の予定が長引いてしまったり、急な来客対応であったりと、面接開始予定時刻に間に合わないこともあるかもしれません。
ですが、就活生にも次の予定があるかもしれません。遅刻は5分以内におさめましょう。
また遅刻してしまった後に、就活生に謝罪をしない面接官もいますが、悪印象を残してしまうのでやめましょう。
遅れてしまった理由を簡単にでも説明し、きちんと謝罪したうえで面接を始めるのであれば問題ありません。

 

採用は続いていくもの、企業が好印象を保つためにすべきこと

好印象の面接官に対する就活生の声には、「笑顔」「丁寧な対応」「目を見る」「メモをとる」など、基本的なコミュニケーションの態度が多くあがります。
「面接官がいい人だった」という評判が多ければ、説明会の印象やHPの印象などと合わせて就活生に好印象を残すことができます。
そして、面接時の印象とネット上の評判が一致することで就活生の不信感を取り除くことができます。
カゴメ株式会社が不採用者に対し自社製品を送る、という行為が毎年SNSで話題になるように、印象を上げる企業もあります。
しかし、ここまで特別なことをする必要はありません。

SNSの発達により、面接官の印象がよい・悪い企業のランキング付けはすぐに検索できますし、企業名を明記して面接官への不満を拡散される場合もあります。
あまりにネット上で評判が悪い企業には就活生が集まらなくなってしまいます。
また、友達や後輩といった、まだその企業の選考に参加していない就活生にも「あの企業は受けないほうがいいよ」と広まってしまうと、さらに集まらなくなってしまいます。

就活生は常に「この企業でいいのか」という不安を抱えながら就活をしています。
面接官となった社員は、就活生によい印象を与えるとともに、初期の選考では「就活生の志望度は高くない」ことを念頭に、企業の魅力を伝えていくことも重要です。

 

「面接官の印象によって就活生の志望度が変わること」、「面接官がしてはいけない質問や態度」、「好印象の大切さ」の3点に絞って見てきました。
多くの就活生が同時に何社も選考に参加している中、少しでも企業の志望度をあげてもらうためには、「この企業で本当にいいのか」という不安を払拭するとともに、企業に好印象を持ってもらうことが重要です。
サービス内容によっては、就活生は企業のお客様、もしくは未来の取引先の場合もあるでしょう。
人事・採用担当者は、面接官は企業の顔となることを認識し、面接官の対応1つで企業の評判を左右してしまうという危機感を、社内に徹底することが重要です。
ぜひ参考にしてみてください。

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